箱根駅伝のシード権争い 歴代の10位と11位の差|最小は3秒(第87回)、前回は55秒(第86〜102回)
公開日: 2026-10-02 / 更新日: 2026-10-02
この記事は 2026年10月02日 時点の情報です。公式発表があり次第、更新します。
この記事の結論
シード権は総合10位まで。10位と11位の差は17大会のうち8回が1分未満
最小は第87回(2011年)の3秒。前回の第102回は日本大学と中央学院大学の55秒差だった。
気になるのは、どれ?
1月3日の復路、優勝が決まったあとも中継がいちばん熱くなるのが「シード権争い」です。10位に入るか11位に落ちるかで、その大学の次の1年が変わります。
先に結論を書きます。箱根駅伝のシード権は、総合10位までの大学に与えられます(第102回の要項)。境目の総合10位と11位の差は、第86回(2010年)〜第102回(2026年)の17大会のうち8回が1分未満で、最小は第87回(2011年)の3秒差でした。前回の第102回は、10位の日本大学と11位の中央学院大学の差が55秒です(公式サイト「過去の記録」を2026年10月2日に集計)。
シード権の仕組み
第102回の要項には「本大会で10位までに入った大学は、第103回のシード権を取得する」と書かれています。シード権を持つ大学は、翌年秋の予選会に出ずに、次の本戦へそのまま出場できます。
- 総合10位まで → 次の本戦に出場(シード校)
- 総合11位以下 → 次の本戦に出るには、秋の予選会で上位10校に入る必要がある
第103回(2027年1月2日・3日)のシード10校は、第102回の総合10位までの大学です。顔ぶれは箱根駅伝2027(第103回)はいつ?にまとめています。
10位と11位の差 歴代一覧(第86〜102回)
公式サイトの各大会の総合記録から、総合10位と11位の大学とタイム、その差を並べました。
| 大会 | 年 | 総合10位 | 総合11位 | 差 |
|---|---|---|---|---|
| 第86回 | 2010年 | 明治大学(11時間21分57秒) | 帝京大学(11時間24分52秒) | 2分55秒 |
| 第87回 | 2011年 | 國學院大學(11時間13分23秒) | 城西大学(11時間13分26秒) | 3秒 |
| 第88回 | 2012年 | 國學院大學(11時間13分42秒) | 国士舘大学(11時間16分47秒) | 3分5秒 |
| 第89回 | 2013年 | 中央学院大学(11時間27分34秒) | 山梨学院大学(11時間28分24秒) | 50秒 |
| 第90回 | 2014年 | 大東文化大学(11時間14分43秒) | 法政大学(11時間15分33秒) | 50秒 |
| 第91回 | 2015年 | 大東文化大学(11時間11分15秒) | 帝京大学(11時間13分30秒) | 2分15秒 |
| 第92回 | 2016年 | 帝京大学(11時間15分21秒) | 日本大学(11時間16分50秒) | 1分29秒 |
| 第93回 | 2017年 | 東海大学(11時間17分0秒) | 帝京大学(11時間20分24秒) | 3分24秒 |
| 第94回 | 2018年 | 中央学院大学(11時間14分25秒) | 順天堂大学(11時間14分39秒) | 14秒 |
| 第95回 | 2019年 | 中央学院大学(11時間9分23秒) | 中央大学(11時間10分39秒) | 1分16秒 |
| 第96回 | 2020年 | 東洋大学(10時間59分11秒) | 中央学院大学(11時間1分10秒) | 1分59秒 |
| 第97回 | 2021年 | 東京国際大学(11時間5分49秒) | 明治大学(11時間6分15秒) | 26秒 |
| 第98回 | 2022年 | 法政大学(10時間58分46秒) | 東海大学(10時間59分38秒) | 52秒 |
| 第99回 | 2023年 | 東洋大学(10時間58分26秒) | 東京国際大学(10時間59分58秒) | 1分32秒 |
| 第100回 | 2024年 | 大東文化大学(11時間0分42秒) | 東海大学(11時間1分52秒) | 1分10秒 |
| 第101回 | 2025年 | 帝京大学(10時間54分58秒) | 順天堂大学(10時間55分5秒) | 7秒 |
| 第102回 | 2026年 | 日本大学(10時間53分56秒) | 中央学院大学(10時間54分51秒) | 55秒 |
第102回で11位だった中央学院大学は、第103回の本戦に出るには10月17日の予選会で上位10校に入る必要があります。
接戦ランキング(差が小さい順)
| 順位 | 大会 | 10位 | 11位 | 差 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 第87回(2011年) | 國學院大學 | 城西大学 | 3秒 |
| 2 | 第101回(2025年) | 帝京大学 | 順天堂大学 | 7秒 |
| 3 | 第94回(2018年) | 中央学院大学 | 順天堂大学 | 14秒 |
| 4 | 第97回(2021年) | 東京国際大学 | 明治大学 | 26秒 |
| 5 | 第89回(2013年) | 中央学院大学 | 山梨学院大学 | 50秒 |
| 5 | 第90回(2014年) | 大東文化大学 | 法政大学 | 50秒 |
- 17大会のうち1分未満は8回、30秒未満は4回です
- 差の真ん中の値(中央値)は1分10秒。10区間・200km以上を2日かけて走って、10位と11位はおよそ1分の中に収まることが多い、ということです
- 差がいちばん開いたのは第93回(2017年)の3分24秒です
過去の差は、今年の差を決めるものではありません。
関東学生連合はシード権の対象外
第91回(2015年)以降の公式記録では、**関東学生連合の順位は「参考」**として載り、大学の順位には入っていません。たとえば第92回(2016年)の関東学生連合は総合11時間15分30秒で、タイムだけ見れば10位の帝京大学(11時間15分21秒)と11位の日本大学(11時間16分50秒)の間でしたが、大学の10位・11位はそのままです。シード権を取るのは大学だけです。
関東学生連合(旧・関東学連選抜)の大会ごとの記録と、大学と比べた位置は関東学生連合の歴代成績にまとめています。
11位以下の大学は10月17日の予選会へ
シード権を逃した大学は、秋の予選会から次の本戦を目指します。第103回の予選会は2026年10月17日(土)8時30分スタート(予定)、立川で行われ、各校上位10人の合計タイムで10校が本戦に進みます(関東学生陸上競技連盟)。日程・コース・テレビ中継・前回の通過ラインは箱根駅伝 予選会2026(第103回)はいつ・どこで?で見られます。
本戦で途中の大学が先頭から大きく離されたときの「繰り上げスタート」の決まりは箱根駅伝の繰り上げスタート、歴代の優勝校は箱根駅伝 歴代優勝校一覧にあります。
よくある質問
Q. 箱根駅伝のシード権は何位まで? A. 総合10位までです(第102回の要項「本大会で10位までに入った大学は、第103回のシード権を取得する」)。
Q. シード権争いでいちばんの接戦は? A. 第86回〜第102回の17大会では、第87回(2011年)の國學院大學と城西大学の3秒差です。
Q. 前回(第102回)のシード権の境目は? A. 10位が日本大学(10時間53分56秒)、11位が中央学院大学(10時間54分51秒)で、差は55秒でした。
Q. シード権を落とした大学は箱根駅伝に出られない? A. 秋の予選会で上位10校に入れば出られます。第103回の予選会は2026年10月17日(土)です。
Q. 2027年(第103回)のシード争いはいつ決まる? A. 復路の2027年1月3日(日)です。第103回の総合記録が公式に載ったら、この記事の表に1行足します。
更新履歴
- 2026-10-02 初稿(東京箱根間往復大学駅伝競走公式サイト「過去の記録」の第86〜102回の総合記録と、第102回の要項をもとに作成)
同じ大会の予想
出典
- 東京箱根間往復大学駅伝競走公式サイト 過去の記録(各大会の総合順位・総合記録。record02.php?tn=86〜106)(閲覧日: 2026-10-02)
- 東京箱根間往復大学駅伝競走公式サイト 第102回 総合記録(大会詳細)(閲覧日: 2026-10-02)
- 東京箱根間往復大学駅伝競走公式サイト 第87回 総合記録(大会詳細)(閲覧日: 2026-10-02)
- 東京箱根間往復大学駅伝競走公式サイト 第92回 総合記録(大会詳細。関東学生連合は参考記録)(閲覧日: 2026-10-02)
- 東京箱根間往復大学駅伝競走公式サイト 第102回 要項(2025年12月10日時点。シード権・参加校)(閲覧日: 2026-10-02)
- 関東学生陸上競技連盟 第103回東京箱根間往復大学駅伝競走予選会(大会ページ)(閲覧日: 2026-09-27)
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