箱根駅伝の競技注意事項まとめ|スタートの並び順・シューズの厚さ・たすき2本・スマートウォッチは機内モードなら可・踏切のロスタイム・先頭通過予定時刻【第102回】
公開日: 2026-10-31 / 更新日: 2026-10-31
この記事は 2026年10月31日 時点の情報です。公式発表があり次第、更新します。
この記事の結論
スタートはシード校(前回成績順)→予選会通過校(予選会成績順)→関東学生連合の2列。選手は飲食物を持てず、スマートウォッチは機内モードなら可
公式の先頭通過予定時刻は往路が9:00・10:08・11:10・12:13、復路が8:58・10:00・11:04・12:14。
予想今年も例年どおりなら、第103回の競技注意事項も前回とほぼ同じ内容で11月に出ると見る(前2回のPDFの作成日は11月29日と11月16日。第103回は未発表)
気になるのは、どれ?
箱根駅伝の中継を見ていると、スタートの並び順、たすきの扱い、踏切、携帯電話の持ち込みなど、細かい決まりが気になります。関東学連が出している競技注意事項(前回=第102回)を読んで、中継で見かける場面に関わる点をまとめました。
先に結論を書きます。往路のスタートは、前回の成績順のシード校、予選会の成績順の通過校、関東学生連合チームの順に、2列でスタートライン中央から両端に向かって並びます。選手は飲食物を携帯できません。スマートウォッチは電波を発信しない状態(機内モードなど)なら持ち込めます。たすきは各校が2本を提出して、1本を中継します。
30秒でわかる「箱根駅伝の競技注意事項」
- スタートの並び順(往路): シード校(前回の成績順)→ 予選会通過校(予選会の成績順)→ 関東学生連合チーム。2列で、中央から両端へ
- たすき: 各校が事前に2本を提出し、1本をスタートからゴールまで中継。残る1本は主催者が保管。大学名・校章・大学を示すマーク以外の表示は不可で、企業のロゴ・商標は厳禁
- 持ち込み: 飲食物は携帯できません。ビデオ装置・ラジオ・携帯電話などは競技エリアに持ち込めず、スマートウォッチだけは機内モードなどの状態なら可
- 踏切: 遮断で止められた時間(ロスタイム)は、競技者の所要時間に含めません。計時は競技役員
- 先頭の通過予定時刻: 往路は鶴見9:00・戸塚10:08・平塚11:10・小田原12:13、復路は小田原8:58・平塚10:00・戸塚11:04・鶴見12:14(8時スタート)
- 今年: 第103回の競技注意事項は未発表。前2回のPDFの作成日は2024年11月29日と2025年11月16日です
スタートの並び順
往路のスタートの並び順は、次のとおりです。
- シード校: 前回(第102回の場合は第101回)の箱根駅伝の成績順
- 予選会通過校: その年の予選会の成績順
- 関東学生連合チーム
2列で、スタートライン中央から両端に向かって並びます。第103回も同じ決まりなら、シード校は第102回の成績順(1位 青山学院大学〜10位 日本大学)、予選会通過校は2026年10月17日の予選会の成績順になります(見込み。第103回の出場20校)。
復路のスタートは、往路で1位のゴールから10分以内にゴールしたチームは時差スタート、それ以外のチームは往路1位がスタートした10分後に一斉スタートです(繰り上げスタートの記事)。
走り方・中継所の決まり
- 走り方: 各区間は1名で走り、伴走は一切認められません。出場は1区間だけ。車道の第一車線の左側を走ります
- 踏切: 鉄道踏切の遮断は不可抗力なので、その間のロスタイムは競技者の所要時間に含めません。ロスタイムの計時は競技役員が行います
- 手助け: 「給水要領」に定める給水を除き、競技中に他人の手助けを受けてはいけません(給水のルール)。運営管理車の監督・コーチが、状態を確認したり安全を確保したりするために一時的に体に触れても、助力とはみなされません
- 飲食物: 競技者が飲食物を携帯することはできません
- 故障したとき: 最寄りの競技役員に申し出て指示を受けます。歩く・立ち止まる・横になるなどの行動に移ったら、本人が続ける意思を持っていても、運営管理車に乗る競技運営委員・走路管理員・監督またはコーチの三者の合意で中止させます
- 途中棄権: その区間の前の区間までの記録は公式に認められます。次の区間からは最終走者と同時に再スタートできますが、オープン参加で区間成績は認められません(途中棄権 歴代一覧)
- たすきの受け渡し: 車道以外の区域か車道左端で、前の走者が中継線に完全に到達してから、中継線の進行方向20mの位置に引かれた白線の間で行います。中継線の前後50mは、競技者・競技役員・主催者が許可した報道関係者以外は立ち入り禁止です
- 繰り上げスタート: 先頭から、往路の鶴見・戸塚中継所は10分、平塚・小田原中継所は15分、復路のすべての中継所は20分を超えて遅れたチームは、前の走者が着かなくても次の走者を出します。複数校が同時にスタートするときの並び順は、進行方向左側から前の中継所の通過順です(繰り上げスタートの記事)
- メンバー変更: 往路は読売新聞社5階ホール、復路は芦ノ湖のスタート地点付近で、競技開始の1時間10分前(6時50分)に受け付けます。交替は往路・復路を通じて6名以内、1日4名までで、正競技者どうしの区間変更は認められません(当日変更は何人?)
服装・ビブス・たすき・持ち込み
- ウエア: 上半身・下半身のウエア、手袋、アームウォーマーなどを事前に関東学連へ提出し、許可されたものを着ます。上半身のウエアのデザイン・配色が同じチームと判断できれば、下半身の形状は統一しなくてもよいとされています。関東学生連合チームは所属校のシャツ・パンツなどを着られます
- ビブス: 胸と背に主催者指定のアスリートビブスを付けます
- シューズ: 前回(第102回)の競技注意事項から、「競技用靴に関する規程を適用し、厚さについては『道路競技』の厚さを適用する」と書かれています。具体的な数値はこのPDFにはありません
- たすき: 事前に提出した各チーム独自のたすき2本のうち1本をスタートからゴールまで中継し、残る1本は主催者が保管します。大学名・校章・大学を示すマーク以外の記載は認められず、企業のロゴ・商標は厳禁です。肩から斜めに脇の下へかけて走ります
- 繰り上げのたすき: 繰り上げ出発のチームは、主催者が用意する黄色と白のストライプのたすきを使います。ただし5区・10区は各チーム独自のたすきです。途中棄権したチームも次の区間からは黄白のたすきを使い、10区だけは独自のたすきです
- 招集: スタート地点と各中継所で行います。上着を脱ぎ、ユニフォームの胸と背にビブスを付けて集まり、提出済みのユニフォームかどうかを検査されます。1区と6区は検印済みのたすきかどうかも検査されます
- 持ち込めないもの: ビデオ装置・レコーダー・ラジオ・CD・トランシーバー・携帯電話などは競技エリアに持ち込めません。スマートウォッチは、電波を発信しない状態(機内モードなど)に設定している場合だけ持ち込めます
先頭の通過予定時刻(公式)
競技注意事項には、各区間の招集の時刻と、先頭の通過予定時刻が載っています(8時スタートを前提とした予定)。
| 往路(1月2日) | 1区 | 2区 | 3区 | 4区 | 5区 |
|---|---|---|---|---|---|
| 招集開始 | 7:35 | 8:35 | 9:45 | 10:35 | 11:45 |
| 招集完了 | 7:50 | 8:50 | 10:00 | 10:50 | 12:00 |
| 先頭の通過予定 | 8:00 | 9:00 | 10:08 | 11:10 | 12:13 |
| 復路(1月3日) | 6区 | 7区 | 8区 | 9区 | 10区 |
|---|---|---|---|---|---|
| 招集開始 | 7:40 | 8:35 | 9:35 | 10:35 | 11:45 |
| 招集完了 | 7:50 | 8:50 | 9:50 | 10:50 | 12:00 |
| 先頭の通過予定 | 8:00 | 8:58 | 10:00 | 11:04 | 12:14 |
- 「先頭の通過予定」は、各区間の走者が走り出す時刻(前の中継所に先頭が着く予定の時刻)と読めます。たとえば2区の9:00は鶴見中継所、3区の10:08は戸塚中継所です
- 第101回と第102回の競技注意事項は、この予定の時刻が同じでした(招集の時刻は4区が10:45〜11:00から10:35〜10:50になるなど、一部が違います)
- 当サイトが前回の公式の区間タイムから計算した先頭の通過の目安(往路 9:00・10:06・11:06・12:07、復路 8:57・10:00・11:03・12:11)は、この公式の予定と0〜6分の範囲で合います(沿道で見る)
- 実際の通過は、レース展開で変わります
ほかの決まり
- 距離標示: 各区間とも1km・3km・5km・10km・15km・あと1kmに示します。2区・9区・10区は20kmも、1区・3区・4区・5区・7区・8区は「あと3km」も示します
- 抗議: 順位や記録に関する抗議は、その日の公式記録の発表から30分以内に、チームの代表者が口頭でもでき、最終的に書面で審判長か総務に提起します
- ドーピング: 違反があった場合は、当該選手が所属する大学の全記録(各区間記録を含む)を記録なしとします
- 応援: 自動車・バイク・自転車などによる応援は一切禁止。スタート・ゴール・中継所の前後100m以内、橋の上、交差点では、校旗や大学名の入った横幕・小旗・のぼりなどを出せません(応援・観戦のきまり)
- 中止の決定: 荒天や道路状況で大会を中止・中断する場合は、関東学連の会長・副会長・専務理事・審判長・駅伝対策委員長・幹事長で協議し、会長が決定します。決まったら、関東学連と箱根駅伝の公式ウェブサイトに載せます
第101回との違い
第101回(2025年1月2日・3日)と第102回の競技注意事項を並べて読むと、ほとんど同じで、違いは次のとおりでした。
- シューズ: 第102回に「競技用靴に関する規程を適用し、厚さについては『道路競技』の厚さを適用する」の一文が加わりました
- 距離標示: 第102回は「あと3km」の表示が1区・3区・4区・5区・7区・8区にもあると書かれました
- 招集の時刻: 第102回は4区の招集が10:35〜10:50(第101回は10:45〜11:00)
- 先頭の通過予定時刻、スタートの並び順、メンバー変更、たすき、繰り上げなどは、同じです
今年(第103回)は?
第103回の競技注意事項は、10月31日の時点でまだ出ていません。前2回のPDFの作成日は、第101回が2024年11月29日、第102回が2025年11月16日でした。出たら、この記事を第103回の内容に書き直します。
よくある質問
Q. 箱根駅伝のスタートの並び順は? A. 往路は、シード校(前回の成績順)、予選会通過校(予選会の成績順)、関東学生連合チームの順に、2列でスタートライン中央から両端に向かって並びます。
Q. スマートウォッチは持ち込める? A. 電波を発信しない状態(機内モードなど)に設定している場合だけ、持ち込めます。携帯電話やラジオなどは競技エリアに持ち込めません。
Q. たすきは何本ある? A. 各校が事前に2本を提出し、1本を中継します。残る1本は主催者が保管します。
Q. 踏切で止まった時間はタイムに入る? A. 入りません。鉄道踏切の遮断は不可抗力なので、その間のロスタイムは所要時間に含めません。計時は競技役員が行います。
Q. 選手は走りながら何か飲める? A. 飲食物は携帯できません。給水は、決められた給水地点での給水員による定点給水だけです(給水のルール)。
Q. 先頭が各中継所に着く予定の時刻は? A. 競技注意事項では、往路は鶴見9:00・戸塚10:08・平塚11:10・小田原12:13、復路は小田原8:58・平塚10:00・戸塚11:04・鶴見12:14です。
Q. この記事は公式の情報ですか? A. いいえ。箱根駅伝の主催者(関東学生陸上競技連盟・読売新聞社)とは関係のない、いち視聴者が公式資料を読んでまとめたものです。最新の情報は主催者の公式サイトと関東学連のサイトを優先してください。
更新履歴
- 2026-10-31 公開。関東学連の第102回・第101回の競技注意事項(PDF)を読んで、スタートの並び順・走り方・服装とたすき・先頭の通過予定時刻・2回の違いをまとめた
- 2026-10-31 訂正。更新点に書いたシューズの一文の引用を、原文どおり(「…厚さについては『道路競技』の厚さを適用する」)に直した(「厚さは」と略して引用符に入れていた)
同じ大会の予想
出典
- 関東学生陸上競技連盟 第102回東京箱根間往復大学駅伝競走 競技注意事項(PDF。3ページ。作成 2025年11月16日)(閲覧日: 2026-10-31)
- 同 第101回 競技注意事項(PDF。作成 2024年11月29日)(閲覧日: 2026-10-31)
- 東京箱根間往復大学駅伝競走公式サイト 第102回 競技実施要項(走行方法・メンバー変更・繰り上げなど)(閲覧日: 2026-10-31)
- 関東学生陸上競技連盟 第102回東京箱根間往復大学駅伝競走(本戦の大会ページ)(閲覧日: 2026-10-31)
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