箱根駅伝の給水のルール|給水は1区と6区を除く各区間2か所(10km・15km付近)、手渡しの併走は50mまで、監督・コーチの任意の給水は禁止【前回の給水要領】
公開日: 2026-10-31 / 更新日: 2026-10-31
この記事は 2026年10月31日 時点の情報です。公式発表があり次第、更新します。
この記事の結論
給水は1区と6区を除く各区間の2か所。給水員は1地点1名で、併走は50m以内の手渡しだけ
給水地点は10km・15km付近(9区は14.4km、5区は7.1kmと15.8km)。監督・コーチが降りての任意の給水は禁止。
予想今年も例年どおりなら、第103回の給水要領も前回とほぼ同じ内容で11月に出ると見る(前2回のPDFの作成日から。第103回は未発表)
気になるのは、どれ?
箱根駅伝の中継では、走者の横で給水員がボトルを差し出す場面が映ります。あれは、誰が、どこで、どんなルールで渡しているのでしょうか。関東学連の給水要領(前回=第102回)で確かめました。
先に結論を書きます。給水は、1区と6区を除く各区間の2か所だけです。場所は、各区間の10km付近と15km付近(9区は14.4km、5区は7.1kmと15.8km)。渡すのは各校の給水員で、1地点に1名、手渡しの併走は50m以内。運営管理車に乗る監督・コーチが降りて行う任意の給水は、一切禁止です。
30秒でわかる「箱根駅伝の給水」
- どこで: 1区と6区を除く各区間の2か所(10km付近・15km付近)。9区は14.4km地点、5区は7.1km地点と15.8km地点
- 誰が: 各校の部員か、各校が許可した大学関係者。1地点に1名で、主催者が配るビブスを着ける
- 何を: 主催者が用意する水と指定ボトル。ボトルの中身は主催者のスポーツドリンクか、各校が用意した飲料
- どう渡す: 手渡し。併走は50m以内で、渡したらすぐ立ち止まる
- 禁止: 運営管理車に乗る監督・コーチが降りて行う任意の給水
- 今年: 第103回の給水要領は未発表。前2回のPDFの作成日は2024年11月26日と2025年11月16日です
ルールの要点(第102回の給水要領)
- 使うもの: 主催者が用意する水と指定ボトルだけを使います。ボトルの中身は、主催者が用意するスポーツドリンクまたは各校が用意した飲料です
- 場所: 1区と6区を除く各区間の、10km・15km付近の2か所だけ(9区は14.4km地点)。5区だけは7.1km地点と15.8km地点の2か所です
- 定点給水のみ: 給水地点での給水員による定点給水だけが許されます。運営管理車に乗っている監督・コーチが降りて行う任意の給水は、一切禁止です
- 給水員: 1地点につき1名。各校の部員か、各校が許可した大学関係者で、主催者が給水場所で配るビブスを必ず着けます
- 名簿: 各校は給水員の名簿を、区間エントリーの日(前回は12月29日)に出します
- 集合: 給水員の集合時刻と場所は、下の表のとおりです。各地点に集まり、団体で行動し、給水地点から離れていても徒歩で団体で移動します
- 飲料の管理: 給水用の飲料と指定ボトルは、担当の補助員が管理します。各校の給水員は、受け取って給水します
- やり方の注意
- 給水地点が交差点と重なる場合は、交差点内に入らないよう地点を前後させる(9区はバスの進入口を避ける)
- 走者が集団で通る場合は、給水地点の付近に間隔を置いて分散し、競合しないようにする
- 手渡しのための併走は50m以内。渡したらすぐ立ち止まり、並走してはならない
- 給水員は水と指定ボトルの両方を持って併走し、走者が選んだ飲料を渡す。両方を渡してもよい
- 給水員から受け取れなかった場合は、ほかの競技者から受け取ったり、渡したりしてもよい
- ペットボトルの商品ラベルは剥がさず、配られた状態のまま使う
- 走者が捨てた容器は各校が回収し、回収した飲料も各校が責任をもって処理する
- 違反: 審判長から厳重注意を受け、状況によっては失格を宣告されることがあります
競技実施要項にも、競技者は「給水要領に定める給水を除き、競技中に他人の手助けを受けてはならない」と定められています。
給水の場所と、給水員の集合時刻(第102回)
| 区間 | 給水場所(10km付近) | 集合 | 給水場所(15km付近) | 集合 |
|---|---|---|---|---|
| 1区 | 給水なし | - | 給水なし | - |
| 2区 | 西区総合庁舎入口バス停前 | 8:10 | 市児童公園入口交差点 | 8:40 |
| 3区 | 湘南建設株式会社前 | 9:35 | サザンビーチ交差点 | 9:45 |
| 4区 | 町屋バス停前 | 10:35 | 連歌橋交差点 | 10:50 |
| 5区 | 大平台駅前(7.1km地点) | 11:15 | 箱根ドールハウス美術館前(15.8km地点) | 11:45 |
| 6区 | 給水なし | - | 給水なし | - |
| 7区 | 前川バス停前 | 8:20 | 槇ノ木交差点 | 8:35 |
| 8区 | 常盤町交差点 | 9:10 | 南仲通交差点 | 9:40 |
| 9区 | 東伸橋交差点 | 10:35 | 横浜駅東口WC前(14.4km地点) | 10:50 |
| 10区 | 南大井歩道橋 | 11:40 | 泉岳寺駅前郵便局 | 11:55 |
- 往路は2区〜5区、復路は7区〜10区が給水の対象で、1区と6区の給水はありません。理由は給水要領には書かれていません
- 給水地点は地点名だけで、住所や地図はPDFにありません。集合時刻は給水員の集合の時刻で、走者が通る時刻ではありません(走者の通過の見込みは箱根駅伝2027を沿道で見る)
第101回との違い
第101回(2025年1月2日・3日)と第102回の給水要領を並べて読むと、決まりはほとんど同じで、違いは次のとおりでした。
- 2区の10km付近の場所: 第101回は「浜松町交差点」、第102回は「西区総合庁舎入口バス停前」
- 10区の15km付近の場所: 第101回は「泉岳寺交差点」、第102回は「泉岳寺駅前郵便局」
- 5区の集合時刻: 第101回は11:20と11:50、第102回は11:15と11:45
- 飲料の管理: 第101回は日本体育大学の給水員、第102回は担当補助員
- 名簿の期日: 区間エントリーの日(第101回は12月29日(日)、第102回は12月29日(月))
今年(第103回)は?
第103回の給水要領は、10月31日の時点でまだ出ていません。前2回のPDFの作成日は、第101回が2024年11月26日、第102回が2025年11月16日でした。今年も11月に出るなら、給水地点が変わるかどうかは、そのとき確かめます。区間エントリーは12月29日ごろの見込みで、給水員の名簿もそこで出されます(第103回のエントリー選手一覧)。
よくある質問
Q. 箱根駅伝の給水はどこでする? A. 前回の給水要領では、1区と6区を除く各区間の10km・15km付近の2か所です。9区は14.4km地点、5区は7.1km地点と15.8km地点でした。
Q. 1区と6区に給水がないのはなぜ? A. 給水要領に理由は書かれていません。給水地点が決められているのは、2区〜5区と7区〜10区です。
Q. 給水員は誰がやる? A. 各校の部員か、各校が許可した大学関係者です。1地点に1名で、主催者が配るビブスを着けます。
Q. 監督が車から降りて水を渡せる? A. できません。運営管理車に乗る監督・コーチが降りて行う任意の給水は、一切禁止です。定点の給水員だけが渡せます。
Q. 何メートルまで一緒に走れる? A. 手渡しのための併走は50m以内です。渡したらすぐ立ち止まり、並走してはいけません。
Q. 給水員の名簿はいつ出す? A. 区間エントリーの日です。前回は12月29日でした。
Q. この記事は公式の情報ですか? A. いいえ。箱根駅伝の主催者(関東学生陸上競技連盟・読売新聞社)とは関係のない、いち視聴者が公式資料を読んでまとめたものです。最新の情報は主催者の公式サイトと関東学連のサイトを優先してください。
更新履歴
- 2026-10-31 公開。関東学連の第102回・第101回の給水要領(PDF)を読んで、ルールと給水地点・集合時刻、2回の違いをまとめた
同じ大会の予想
出典
- 関東学生陸上競技連盟 第102回東京箱根間往復大学駅伝競走 給水要領(PDF。作成 2025年11月16日)(閲覧日: 2026-10-31)
- 同 第101回 給水要領(PDF。作成 2024年11月26日)(閲覧日: 2026-10-31)
- 東京箱根間往復大学駅伝競走公式サイト 第102回 競技実施要項(走行方法。給水要領に定める給水を除き他人の手助けを受けない)(閲覧日: 2026-10-31)
- 関東学生陸上競技連盟 第102回東京箱根間往復大学駅伝競走(本戦の大会ページ)(閲覧日: 2026-10-31)
このサイトは、放送局・主催者・出演者とは関係のない非公式のファンによる予想サイトです。掲載している予想は公式発表ではありません。