箱根駅伝の区間エントリーで補欠に回った10000m上位選手は当日走る?|第102回は各校の上位3人のうち補欠だった27人の23人が出走
公開日: 2026-11-01 / 更新日: 2026-11-01
この記事は 2026年11月01日 時点の情報です。公式発表があり次第、更新します。
この記事の結論
第102回は、各校の10000m上位3人(60人)のうち補欠だった27人の23人(85%)が出走。区間エントリーの33人は29人(88%)
上位4〜10位は74%、それ以外は38%が出走。最速の選手が補欠だった9校のうち8校は、その選手が走った。
予想第102回の20校では、10000m上位3人のうち補欠だった27人の23人が出走した。第103回の区間エントリー(12月29日ごろ)と本戦のあとに同じ手順で数え直す
気になるのは、どれ?
箱根駅伝の区間エントリーでは、各校の16人のうち10人が「正競技者」、6人が「補欠」として発表されます。10000mの記録が速い選手が補欠に入っていると、「あれは当日、走るのだろうか」が話題になります。第102回で、補欠に回った持ちタイム上位の選手が実際に走ったのかを数えました。
先に結論を書きます。第102回の20校で、10000mの公認最高記録が各校の上位3人に入る選手は60人。そのうち区間エントリーで補欠だったのは27人で、当日走ったのは23人(85%)でした。正競技者の1〜10番に入っていた33人は、29人(88%)が走りました(4人は補欠と交替)。上位4〜10位の140人は103人(74%)、それ以外の120人(記録の記載がない選手を含む)は45人(38%)が走っています。
30秒でわかる、補欠のエースは走る?
- 10000m上位3人(各校)で補欠だった27人: 23人が出走(85%)。走らなかったのは4人
- 同じ上位3人で、1〜10番に入っていた33人: 29人が出走(88%)。4人は当日、補欠と交替
- 上位4〜10位の140人: 103人が出走(74%)。それ以外の120人: 45人が出走(38%)
- 各校の最速の選手(20人): 区間エントリーの2区が9人、補欠が9人、4区・1区が各1人。補欠だった9人のうち8人が走りました(1区1人・2区1人・3区1人・4区2人・5区1人・9区1人・10区1人)
- 全体: 補欠120人のうち81人が出走(68%)、正競技者200人のうち119人がそのまま走りました(81人が交替で外れました)
- 今年(第103回): 区間エントリーの公表は12月29日ごろ。同じ手順で数え直せます
持ちタイムの順位と出走
各校の16人を、10000mの公認最高記録が速い順に並べて、上位3人・4〜10位・それ以外に分け、区間エントリーでの位置(1〜10番=正競技者、11〜16番=補欠)と、当日走ったかを数えました。20校の合計です。
| 10000mの順位(各校内) | 区間エントリーの位置 | 人数 | 走った | 走らなかった |
|---|---|---|---|---|
| 上位3人 | 1〜10番(正競技者) | 33人 | 29人(88%) | 4人 |
| 上位3人 | 11〜16番(補欠) | 27人 | 23人(85%) | 4人 |
| 4〜10位 | 1〜10番 | 86人 | 62人(72%) | 24人 |
| 4〜10位 | 11〜16番 | 54人 | 41人(76%) | 13人 |
| それ以外(記録なしを含む) | 1〜10番 | 81人 | 28人(35%) | 53人 |
| それ以外(記録なしを含む) | 11〜16番 | 39人 | 17人(44%) | 22人 |
| 合計 | 320人 | 200人 | 120人 |
読めること: 出走するかどうかは、補欠か正競技者かよりも、持ちタイムの順位とよく重なっています。上位3人は正競技者でも補欠でも85〜88%が走り、「それ以外」は、正競技者に入っていても35%しか走りませんでした(53人が当日、ほかの選手と入れ替わっています)。ただし、「記録がない」「順位が低い」ことと「走る力がない」ことは別です。理由はデータからは分かりません。
補欠と正競技者、全体では
| 区間エントリー | 人数 | 走った | 走らなかった |
|---|---|---|---|
| 正競技者(1〜10番) | 200人 | 119人(60%) | 81人 |
| 補欠(11〜16番) | 120人 | 81人(68%) | 39人 |
補欠から出走した81人は、当日変更は何人?の「20校の200区間のうち81区間が補欠から交替」と同じ人数です。補欠のうち上位3人の23人は出走し、そのほか上位4〜10位の41人と、それ以外の17人が加わっています。
各校の最速の選手は、どこで走ったか
各校の10000m公認最高記録が最も速い選手(20人)が、区間エントリーでどこに入っていて、実際にどこを走ったかです。
| 大学 | 最速の選手の区間エントリー | 走った区間 | 上位3人のうち補欠 | 上位3人のうち走った |
|---|---|---|---|---|
| 青山学院大学 | 補欠 | 5区 | 1人 | 3人 |
| 駒澤大学 | 補欠 | 10区 | 2人 | 3人 |
| 國學院大學 | 補欠 | 3区 | 2人 | 3人 |
| 早稲田大学 | 2区 | 2区 | 0人 | 3人 |
| 中央大学 | 補欠 | 4区 | 3人 | 3人 |
| 城西大学 | 2区 | 2区 | 0人 | 3人 |
| 創価大学 | 補欠 | 2区 | 1人 | 2人 |
| 東京国際大学 | 2区 | 2区 | 2人 | 2人 |
| 東洋大学 | 4区 | 4区 | 0人 | 3人 |
| 帝京大学 | 2区 | 2区 | 2人 | 3人 |
| 中央学院大学 | 1区 | 1区 | 1人 | 3人 |
| 順天堂大学 | 2区 | 2区 | 2人 | 3人 |
| 山梨学院大学 | 補欠 | 走らず | 1人 | 2人 |
| 日本大学 | 2区 | 2区 | 2人 | 1人 |
| 東海大学 | 2区 | 2区 | 1人 | 3人 |
| 東京農業大学 | 2区 | 2区 | 2人 | 3人 |
| 神奈川大学 | 2区 | 2区 | 1人 | 2人 |
| 大東文化大学 | 補欠 | 9区 | 1人 | 2人 |
| 日本体育大学 | 補欠 | 1区 | 2人 | 3人 |
| 立教大学 | 補欠 | 4区 | 1人 | 2人 |
- 区間エントリーの正競技者に入っていた最速の選手11人(2区9人・4区1人・1区1人)は、全員がそのまま同じ区間を走りました
- 補欠だった9人のうち、走ったのは8人で、区間は1区・2区・3区・4区(2人)・5区・9区・10区に分かれました。走らなかった1人は山梨学院大学です
- 上位3人の全員が走ったのは13校、2人が6校、1人が1校(日本大学)です。中央大学は上位3人の3人とも補欠でしたが、3人とも走りました
2区の持ちタイムは別の記事で見られます(→ 区間ごとの持ちタイム)。
数え方と、わからないこと
- 対象は、第102回の20校(関東学生連合チームは除く)。各校16人のうち、10000mの公認最高記録がある選手を速い順に並べました。記録の記載がない選手(20校で9人)は上位に入れていません
- 「走った」は、公式の区間記録速報(1〜10区)に氏名がある選手です。走者の突き合わせは当日変更の記事と同じ手順で、補欠から出走した81人と一致しました
- 公認最高記録は区間エントリー時点の自己ベストで、実際の力の順や、当日の調子とは別です。補欠に回った理由(戦略・故障・体調など)は、データからは分かりません。個人名は載せていません
- 第102回を中心に、前々回(第101回)も同じ手順で数えています(下の節)。校ごとの傾向は、1校あたり数人の話なので、年によって大きく変わりえます
前々回(第101回)も同じ手順で数えると
第101回の区間エントリー一覧と区間記録[速報]で、同じ手順で数えました(補欠から出走した人数は76人で、当日変更の記事の第101回の76件と一致)。
| 10000mの順位(各校内) | 区間エントリーの位置 | 人数 | 走った | 走らなかった |
|---|---|---|---|---|
| 上位3人 | 1〜10番(正競技者) | 36人 | 33人(92%) | 3人 |
| 上位3人 | 11〜16番(補欠) | 24人 | 18人(75%) | 6人 |
| 4〜10位 | 1〜10番 | 82人 | 54人(66%) | 28人 |
| 4〜10位 | 11〜16番 | 58人 | 42人(72%) | 16人 |
| それ以外(記録なしを含む) | 1〜10番 | 82人 | 37人(45%) | 45人 |
| それ以外(記録なしを含む) | 11〜16番 | 38人 | 16人(42%) | 22人 |
第101回の各校の10000m最速の選手(20人)は、区間エントリーの2区が12校、補欠が5校、1区・3区・4区が各1校でした。補欠だった5校のうち4校は、その選手が走りました(1区・3区2校・7区)。走らなかった1校(法政大学)のほか、区間エントリーの1区だった1人(東洋大学)も走っていません。
2回を合わせると、各校の10000m上位3人(計120人)のうち、補欠だった51人の41人(80%)が出走し、正競技者の69人は62人(90%)が出走しました。上位4〜10位(計280人)は199人(71%)、それ以外(計240人)は98人(41%)です。最速の選手が補欠だった14校のうち12校は、その選手が走りました。第101回は上位3人で補欠だった選手の出走率が75%と、第102回の85%よりやや低くなっています。年によって差があり、24人・27人の数字なので、1〜2人の違いで数ポイント動きます。
今年(第103回)は
第103回箱根駅伝(2027年1月2日・3日)の区間エントリー(正競技者10人と補欠6人)は、例年12月29日ごろに公表されます。2026年11月1日の時点では未公表です(第103回のエントリー選手一覧はいつ出る?)。当日変更の仕組みはエントリーのしくみ、ルールは競技注意事項まとめにあります。
この記事の人数は、第102回に起きたことの集計です。第103回の補欠や出走者を予想するものではありません。持ちタイムと区間順位の関係は持ちタイムが速い選手ほど区間順位がいい?、持ちタイムの分布はエントリー選手の10000m持ちタイム、各校の上位10人の平均は10000m上位10人平均ランキング、走者の学年は何年生が多い?にあります。
よくある質問
Q. 箱根駅伝で、補欠に入っているエース級の選手は走る? A. 第102回では、各校の10000m上位3人のうち補欠だった27人の23人(85%)が走りました。走らなかったのは4人です。
Q. 区間エントリーの補欠は、全員が走るの? A. いいえ。第102回は、補欠120人のうち81人(68%)が出走しました。正競技者の200人では、81人が補欠と入れ替わり、119人がそのまま走りました。
Q. 持ちタイムが速い選手は、必ず走る? A. 第102回の各校の上位3人は87%(60人のうち52人)が走りましたが、全員ではありません。上位4〜10位は74%、それ以外は38%でした。
Q. 第103回の区間エントリーはいつ? A. 例年12月29日ごろです。未公表です。
Q. この記事は公式の情報ですか? A. いいえ。関東学連・主催者とは関係のない、いち視聴者が公式のPDFを数えたものです。最新の情報は関東学連・箱根駅伝公式サイトを優先してください。
更新履歴
- 2026-11-01 検収で、注記の「[速報]」のリンク先が壊れていたのを、第102回の区間記録PDF(1区。2〜10区も同じ形式)に直した(数字は変えていない)
- 2026-11-01 前々回(第101回)も同じ手順で数え、2回を合わせた出走率を追加(補欠から出走76人は当日変更の記事の第101回と一致)
- 2026-11-01 公開。第102回の区間エントリー(各校16人・10000m公認最高記録つき)と、当日の走者(区間記録[速報]1〜10区)を突き合わせ、各校の10000m上位の選手が補欠だったとき走ったかを数えた。補欠から出走した81人は、当日変更の記事と一致
同じ大会の予想
出典
- 関東学生陸上競技連盟 第102回東京箱根間往復大学駅伝競走 区間エントリー(PDF。1〜10番=正競技者、11〜16番=補欠。5000m・10000m・ハーフマラソンの公認最高記録つき)(閲覧日: 2026-11-01)
- 箱根駅伝公式サイト 第102回 1区の区間記録[速報](PDF。2〜10区も同じ形式で計10本。当日の走者の確認に使用)(閲覧日: 2026-11-01)
- 関東学生陸上競技連盟 第102回 往路走者一覧(PDF。※は当日変更された選手)(閲覧日: 2026-10-31)
- 関東学生陸上競技連盟 第101回東京箱根間往復大学駅伝競走 区間エントリー一覧(PDF。10000mの公認最高記録つき)(閲覧日: 2026-11-01)
- 箱根駅伝公式サイト 第101回 1区の区間記録[速報](PDF。2〜10区も同じ形式で計10本)(閲覧日: 2026-11-01)
このサイトは、放送局・主催者・出演者とは関係のない非公式のファンによる予想サイトです。掲載している予想は公式発表ではありません。