箱根駅伝 総合優勝タイムの推移(第1〜102回)|12時間を切ったのは第36回、10時間台は第70回、最速は前回の10時間37分34秒

公開日: 2026-10-03 / 更新日: 2026-10-03

この記事は 2026年10月03日 時点の情報です。公式発表があり次第、更新します。

この記事の結論

公式の表で最も速い優勝タイムは第102回の10時間37分34秒

総合優勝タイム歴代

第100回から3大会続けて最速を更新。10時間台の優勝は102大会で15回。

気になるのは、どれ?

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1月3日、大手町に優勝校が帰ってきたとき、画面に出る総合タイムが「歴代で速いのか」は気になるところです。

主催者公式サイト「過去の記録」から、第1回(1920年)〜第102回(2026年)の全102大会の総合優勝タイムを並べました(2026年10月3日に確認)。

先に結論を書きます。公式の表で最も速い優勝タイムは、前回 第102回の青山学院大学 10時間37分34秒です。青山学院大学は第100回・第101回・第102回と3大会続けて、それまでの最速を更新しました。12時間を切ったのは第36回(1960年)の中央大学、10時間台に入ったのは第70回(1994年)の山梨学院大学が最初です。

ただし、箱根駅伝はコースや区間の距離が大会によって違います。この記事の「速い・遅い」は公式の表に載っている総合記録を並べたもので、同じ距離での比較ではありません。

優勝タイムが「それまでの最速」を更新した大会

第1回から順に、優勝タイムがそれまでのどの大会の優勝タイムより速かった大会だけを抜き出すと30大会あります。第36回(1960年)以降の16大会は次のとおりです。

回(年) 総合優勝 総合記録 それまでの最速との差
第102回(2026年) 青山学院大学 10時間37分34秒 −3分45秒
第101回(2025年) 青山学院大学 10時間41分19秒 −6秒
第100回(2024年) 青山学院大学 10時間41分25秒 −2分17秒
第98回(2022年) 青山学院大学 10時間43分42秒 −1分41秒
第96回(2020年) 青山学院大学 10時間45分23秒 −4分04秒
第91回(2015年) 青山学院大学 10時間49分27秒 −2分09秒
第88回(2012年) 東洋大学 10時間51分36秒 −7分37秒
第70回(1994年) 山梨学院大学 10時間59分13秒 −4分21秒
第69回(1993年) 早稲田大学 11時間3分34秒 −37秒
第64回(1988年) 順天堂大学 11時間4分11秒 −2分14秒
第59回(1983年) 日本体育大学 11時間6分25秒 −13分36秒
第42回(1966年) 順天堂大学 11時間20分1秒 −10分40秒
第41回(1965年) 日本大学 11時間30分41秒 −2分53秒
第40回(1964年) 中央大学 11時間33分34秒 −22分06秒
第37回(1961年) 中央大学 11時間55分40秒 −3分53秒
第36回(1960年) 中央大学 11時間59分33秒 −1分50秒

第35回(1959年)までの14大会(第2・3・6・9・10・11・12・13・14・18・27・29・34・35回)は、表の下の全102大会の一覧に◎で印を付けています。

直近20大会(第83〜102回)で最速を更新したのは7回あり、そのうち6回が青山学院大学です(残る1回は第88回の東洋大学)。いちばん長く破られなかったのは第70回の山梨学院大学 10時間59分13秒で、第71〜87回の17大会のあいだ更新されませんでした。

12時間・11時間の壁

目安 最初に切った大会 総合優勝 総合記録
14時間を切る 第9回(1928年) 明治大学 13時間54分56秒
13時間を切る 第14回(1933年) 早稲田大学 12時間47分53秒
12時間を切る 第36回(1960年) 中央大学 11時間59分33秒
11時間を切る(10時間台) 第70回(1994年) 山梨学院大学 10時間59分13秒

10時間台で優勝したのは、102大会で15回です。第70回のあとはしばらく11時間台に戻り、2回目は第87回(2011年)早稲田大学の10時間59分51秒でした。第94回(2018年)以降は9大会続けて10時間台で、10時間40分台より速い優勝は第98回・第100回・第101回・第102回の4回です。

前回 第102回の総距離は217.1km(公式「箱根駅伝とは」)なので、優勝した青山学院大学は1kmあたり平均2分56秒で10人がつないだ計算になります。

コースが変わった大会の注記

公式サイトのコース紹介と「箱根駅伝とは」には、近年のコース変更として次の2つが書かれています。

このほかにもコースや区間の距離は大会によって変わっていますが、公式の過去の記録には大会ごとの総距離が載っていないため、この記事では上の2つだけを注記しました。

時代ごとの優勝タイム

時期 大会数 優勝タイムの平均 いちばん速い いちばん遅い
第1〜10回(1920〜1929年) 10 14時間17分50秒 13時間32分50秒 15時間5分16秒
第11〜22回(1930〜1943年) 12 13時間4分2秒 12時間33分24秒 13時間45分5秒
第23〜30回(1947〜1954年) 8 12時間57分0秒 12時間3分41秒 14時間42分48秒
第31〜40回(1955〜1964年) 10 12時間1分27秒 11時間33分34秒 12時間14分5秒
第41〜50回(1965〜1974年) 10 11時間32分3秒 11時間20分1秒 11時間47分32秒
第51〜60回(1975〜1984年) 10 11時間24分7秒 11時間6分25秒 11時間35分56秒
第61〜70回(1985〜1994年) 10 11時間11分42秒 10時間59分13秒 11時間19分33秒
第71〜80回(1995〜2004年) 10 11時間6分37秒 11時間1分43秒 11時間14分5秒
第81〜90回(2005〜2014年) 10 11時間4分5秒 10時間51分36秒 11時間13分26秒
第91〜102回(2015〜2026年) 12 10時間49分7秒 10時間37分34秒 11時間4分10秒

公式の表では、1941年・1942年と1944〜1946年の大会はありません(第21回が1940年、第22回が1943年、第23回が1947年)。前の大会よりいちばん大きく遅くなったのは、その戦後最初の第23回(1947年)の+57分43秒です。

大学ごとの最速の優勝タイム

大学 総合優勝の回数 最速の優勝タイム(回)
青山学院大学 9 10時間37分34秒(第102回)
駒澤大学 8 10時間47分11秒(第99回)
東洋大学 4 10時間51分36秒(第88回)
東海大学 1 10時間52分9秒(第95回)
山梨学院大学 3 10時間59分13秒(第70回)
早稲田大学 13 10時間59分51秒(第87回)
神奈川大学 2 11時間1分43秒(第74回)
順天堂大学 11 11時間4分11秒(第64回)
中央大学 14 11時間4分15秒(第72回)
日本体育大学 10 11時間6分25秒(第59回)

10時間台で優勝したことがあるのは、この表の上6校です。

全102大会の優勝タイム(第1〜102回)

総合記録は公式「過去の記録」の表記どおりです。「前回との差」は1つ前の大会の優勝タイムとの差、◎は公式の表でそれまでの最速の優勝タイムを更新した大会です。

回(年) 総合優勝 総合記録 前回との差 最速更新 コースの注記
第102回(2026年) 青山学院大学 10時間37分34秒 −3分45秒 ◎
第101回(2025年) 青山学院大学 10時間41分19秒 −6秒 ◎
第100回(2024年) 青山学院大学 10時間41分25秒 −5分46秒 ◎
第99回(2023年) 駒澤大学 10時間47分11秒 +3分29秒
第98回(2022年) 青山学院大学 10時間43分42秒 −12分22秒 ◎
第97回(2021年) 駒澤大学 10時間56分4秒 +10分41秒
第96回(2020年) 青山学院大学 10時間45分23秒 −6分46秒 ◎
第95回(2019年) 東海大学 10時間52分9秒 −5分30秒
第94回(2018年) 青山学院大学 10時間57分39秒 −6分31秒
第93回(2017年) 青山学院大学 11時間4分10秒 +10分45秒 この大会から4区のコースが延長
第92回(2016年) 青山学院大学 10時間53分25秒 +3分58秒
第91回(2015年) 青山学院大学 10時間49分27秒 −3分24秒 ◎
第90回(2014年) 東洋大学 10時間52分51秒 −20分35秒
第89回(2013年) 日本体育大学 11時間13分26秒 +21分50秒
第88回(2012年) 東洋大学 10時間51分36秒 −8分15秒 ◎
第87回(2011年) 早稲田大学 10時間59分51秒 −10分22秒
第86回(2010年) 東洋大学 11時間10分13秒 +59秒
第85回(2009年) 東洋大学 11時間9分14秒 +4分14秒
第84回(2008年) 駒澤大学 11時間5分0秒 −29秒
第83回(2007年) 順天堂大学 11時間5分29秒 −3分57秒
第82回(2006年) 亜細亜大学 11時間9分26秒 +5分38秒 小田原中継所の場所が変わった大会
第81回(2005年) 駒澤大学 11時間3分48秒 −4分03秒
第80回(2004年) 駒澤大学 11時間7分51秒 +4分04秒
第79回(2003年) 駒澤大学 11時間3分47秒 −1分48秒
第78回(2002年) 駒澤大学 11時間5分35秒 −8分30秒
第77回(2001年) 順天堂大学 11時間14分5秒 +10分48秒
第76回(2000年) 駒澤大学 11時間3分17秒 −4分30秒
第75回(1999年) 順天堂大学 11時間7分47秒 +6分04秒
第74回(1998年) 神奈川大学 11時間1分43秒 −12分19秒
第73回(1997年) 神奈川大学 11時間14分2秒 +9分47秒
第72回(1996年) 中央大学 11時間4分15秒 +29秒
第71回(1995年) 山梨学院大学 11時間3分46秒 +4分33秒
第70回(1994年) 山梨学院大学 10時間59分13秒 −4分21秒 ◎
第69回(1993年) 早稲田大学 11時間3分34秒 −10分33秒 ◎
第68回(1992年) 山梨学院大学 11時間14分7秒 −5分00秒
第67回(1991年) 大東文化大学 11時間19分7秒 +4分28秒
第66回(1990年) 大東文化大学 11時間14分39秒 −11秒
第65回(1989年) 順天堂大学 11時間14分50秒 +10分39秒
第64回(1988年) 順天堂大学 11時間4分11秒 −12分23秒 ◎
第63回(1987年) 順天堂大学 11時間16分34秒 −2分59秒
第62回(1986年) 順天堂大学 11時間19分33秒 +8分17秒
第61回(1985年) 早稲田大学 11時間11分16秒 +3分39秒
第60回(1984年) 早稲田大学 11時間7分37秒 +1分12秒
第59回(1983年) 日本体育大学 11時間6分25秒 −23分35秒 ◎
第58回(1982年) 順天堂大学 11時間30分0秒 +5分14秒
第57回(1981年) 順天堂大学 11時間24分46秒 +55秒
第56回(1980年) 日本体育大学 11時間23分51秒 −6分47秒
第55回(1979年) 順天堂大学 11時間30分38秒 +6分06秒
第54回(1978年) 日本体育大学 11時間24分32秒 −6分39秒
第53回(1977年) 日本体育大学 11時間31分11秒 −4分45秒
第52回(1976年) 大東文化大学 11時間35分56秒 +9分46秒
第51回(1975年) 大東文化大学 11時間26分10秒 −19分52秒
第50回(1974年) 日本大学 11時間46分2秒 −1分30秒
第49回(1973年) 日本体育大学 11時間47分32秒 +16分29秒
第48回(1972年) 日本体育大学 11時間31分3秒 −1分07秒
第47回(1971年) 日本体育大学 11時間32分10秒 +49秒
第46回(1970年) 日本体育大学 11時間31分21秒 +23秒
第45回(1969年) 日本体育大学 11時間30分58秒 +4分52秒
第44回(1968年) 日本大学 11時間26分6秒 +1分34秒
第43回(1967年) 日本大学 11時間24分32秒 +4分31秒
第42回(1966年) 順天堂大学 11時間20分1秒 −10分40秒 ◎
第41回(1965年) 日本大学 11時間30分41秒 −2分53秒 ◎
第40回(1964年) 中央大学 11時間33分34秒 −26分51秒 ◎
第39回(1963年) 中央大学 12時間0分25秒 −13分40秒
第38回(1962年) 中央大学 12時間14分5秒 +18分25秒
第37回(1961年) 中央大学 11時間55分40秒 −3分53秒 ◎
第36回(1960年) 中央大学 11時間59分33秒 −1分50秒 ◎
第35回(1959年) 中央大学 12時間1分23秒 −54秒 ◎
第34回(1958年) 日本大学 12時間2分17秒 −11分47秒 ◎
第33回(1957年) 日本大学 12時間14分4秒 +9分15秒
第32回(1956年) 中央大学 12時間4分49秒 −3分51秒
第31回(1955年) 中央大学 12時間8分40秒 −12分30秒
第30回(1954年) 早稲田大学 12時間21分10秒 +17分29秒
第29回(1953年) 中央大学 12時間3分41秒 −31分26秒 ◎
第28回(1952年) 早稲田大学 12時間35分7秒 +14分54秒
第27回(1951年) 中央大学 12時間20分13秒 −15分23秒 ◎
第26回(1950年) 中央大学 12時間35分36秒 −60分35秒
第25回(1949年) 明治大学 13時間36分11秒 +15分01秒
第24回(1948年) 中央大学 13時間21分10秒 −81分38秒
第23回(1947年) 明治大学 14時間42分48秒 +57分43秒
第22回(1943年) 日本大学 13時間45分5秒 +32分38秒
第21回(1940年) 日本大学 13時間12分27秒 +11分27秒
第20回(1939年) 専修大学 13時間1分0秒 +20分47秒
第19回(1938年) 日本大学 12時間40分13秒 +6分49秒
第18回(1937年) 日本大学 12時間33分24秒 −20分58秒 ◎
第17回(1936年) 日本大学 12時間54分22秒 +1分23秒
第16回(1935年) 日本大学 12時間52分59秒 −5分25秒
第15回(1934年) 早稲田大学 12時間58分24秒 +10分31秒
第14回(1933年) 早稲田大学 12時間47分53秒 −29分56秒 ◎
第13回(1932年) 慶應義塾大学 13時間17分49秒 −3分26秒 ◎
第12回(1931年) 早稲田大学 13時間21分15秒 −2分14秒 ◎
第11回(1930年) 早稲田大学 13時間23分29秒 −9分21秒 ◎
第10回(1929年) 明治大学 13時間32分50秒 −22分06秒 ◎
第9回(1928年) 明治大学 13時間54分56秒 −30分41秒 ◎
第8回(1927年) 早稲田大学 14時間25分37秒 +8分06秒
第7回(1926年) 中央大学 14時間17分31秒 +7分37秒
第6回(1925年) 明治大学 14時間9分54秒 −15分15秒 ◎
第5回(1924年) 明治大学 14時間25分9秒 +9分20秒
第4回(1923年) 早稲田大学 14時間15分49秒 +3分28秒
第3回(1922年) 早稲田大学 14時間12分21秒 −26分40秒 ◎
第2回(1921年) 明治大学 14時間39分1秒 −26分15秒 ◎
第1回(1920年) 東京高等師範学校 15時間5分16秒 —

今年(第103回)は?

**第103回の本戦は2027年1月2日(往路)・3日(復路)です。**出場20校は、シード10校と10月17日の予選会を通過する10校で決まります(全体の流れは箱根駅伝 2027 本戦)。この記事では今年の優勝タイムを予想しません。往路・復路それぞれの優勝タイムの推移は往路優勝・復路優勝の歴代一覧、区間ごとの最速は区間記録の一覧、優勝と2位の差は優勝と2位の差 歴代一覧にまとめています。

よくある質問

Q. 箱根駅伝でいちばん速い優勝タイムは? A. 公式の過去の記録では、第102回(2026年)青山学院大学の10時間37分34秒です。ただしコースは大会によって違います。

Q. 優勝タイムが初めて10時間台になったのはいつ? A. 第70回(1994年)の山梨学院大学、10時間59分13秒です。2回目は第87回(2011年)の早稲田大学でした。

Q. 10時間台で優勝したのは何回? A. 第1〜102回で15回です。第94回(2018年)以降は9大会続けて10時間台です。

Q. 第93回(2017年)の優勝タイムが遅いのはなぜ? A. 公式のコース紹介によると、第93回から4区のコースが延長されています。この大会の青山学院大学の優勝タイムは11時間4分10秒で、直近10大会で唯一の11時間台です。

更新履歴

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出典

  1. 東京箱根間往復大学駅伝競走公式サイト 過去の記録(各大会の総合順位と総合記録。record02.php?tn=1〜106)(閲覧日: 2026-10-03)
  2. 東京箱根間往復大学駅伝競走公式サイト 第102回 総合記録(大会詳細)(閲覧日: 2026-10-03)
  3. 東京箱根間往復大学駅伝競走公式サイト コース紹介(区間の距離・第93回からの4区延長)(閲覧日: 2026-10-03)
  4. 東京箱根間往復大学駅伝競走公式サイト 箱根駅伝とは(総距離217.1km・第82回の小田原中継所の変更)(閲覧日: 2026-10-03)

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