M-1の3回戦は後ろの出番グループほど通りやすい?|2016〜2025年の9大会でAグループ22%→Fグループ69%、後ろほど前年に準々決勝以上へ進んだ組が多い
公開日: 2026-11-01 / 更新日: 2026-11-01
この記事は 2026年11月01日 時点の情報です。公式発表があり次第、更新します。
この記事の結論
3回戦の通過率はAグループ22%→Fグループ69%(2016〜2025年・2,868組)。ただし後ろほど前年に準々決勝以上へ進んだ組が多く、その組の通過率は76%
出番グループの後ろほど通過率が高いのは、前年の実績がある組が後ろに多いことが大きい。前年に準々決勝以上だった組は、どのグループでもAグループが最も低い(64%)。
予想過去9大会の3回戦では、グループが後ろほど通過率が高かった(A22%〜F69%)。2026年の東京の3回戦(11月2日〜4日)の結果は公式の発表で決まる
気になるのは、どれ?
M-1グランプリの3回戦は、1公演に30〜50組ほど(2015〜2025年の74公演は29〜56組、中央値42組)が出て、AグループからFグループ(公演によってはEまで)に分かれて進みます。「出番が後ろの方が通りやすい」と聞くことがあります。公式サイトの日程・結果の全公演のデータで、グループごとの通過率を数えました。
先に結論を書きます。2016〜2025年の9大会(2020年は3回戦なし)の3回戦2,868組の通過率は、Aグループが21.9%、Bが32.7%、Cが35.9%、Dが42.9%、Eが50.8%、Fが68.6%で、後ろのグループほど高くなっていました。ただし、後ろのグループほど、前年に準々決勝以上へ進んだ組の割合も高く(Aグループ17%、Fグループ60%)、前年に準々決勝以上に進んだ組の通過率は76%(801組中610組)、それ以外は21%(2,067組中431組)でした。出番の位置そのものが有利かどうかは、このデータからは分かりません。
30秒でわかる、3回戦のグループと通過率
- グループ別の通過率(2016〜2025年の9大会・2,868組): A 21.9%、B 32.7%、C 35.9%、D 42.9%、E 50.8%、F 68.6%
- 前年の実績: 前年に準々決勝以上へ進んだ組の通過率は76.2%(610/801組)、それ以外は20.9%(431/2,067組)
- 後ろのグループほど前年の実績がある組が多い: 前年に準々決勝以上へ進んだ組の割合は、Aグループ17%、Bグループ18%、Cグループ24%、Dグループ40%、Eグループ46%、Fグループ60%
- 実績で分けても差は残る: 前年に準々決勝以上へ進んだ組の通過率は、Aグループ64%、Bグループ75%、Cグループ78%、Dグループ75%、Eグループ81%、Fグループ89%。それ以外の組は、Aグループ13%、Bグループ24%、Cグループ23%、Dグループ22%、Eグループ25%、Fグループ39%
- 今年(2026年): 東京の3回戦(11月2日〜4日)の結果は、11月上旬の発表待ちです
3回戦のグループごとの通過率
「前年に準々決勝以上へ進んだ組」は、前の年の準々決勝か準決勝の出場者欄に載った組です(組のIDで照合)。
| グループ | 組数 | 通過 | 通過率 | 前年に準々決勝以上へ進んだ組 | 割合 |
|---|---|---|---|---|---|
| A | 630組 | 138組 | 21.9% | 108組 | 17.1% |
| B | 626組 | 205組 | 32.7% | 112組 | 17.9% |
| C | 626組 | 225組 | 35.9% | 151組 | 24.1% |
| D | 585組 | 251組 | 42.9% | 231組 | 39.5% |
| E | 299組 | 152組 | 50.8% | 138組 | 46.2% |
| F | 102組 | 70組 | 68.6% | 61組 | 59.8% |
| 合計 | 2,868組 | 1,041組 | 36.3% | 801組 | 27.9% |
期間を分けても、同じ向きです(通過率)。
| 期間 | A | B | C | D | E | F |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2016〜2019年 | 23.6%(65/275) | 37.1%(102/275) | 35.4%(98/277) | 48.7%(115/236) | 56.3%(27/48) | 66.7%(2/3) |
| 2021〜2022年 | 24.6%(31/126) | 36.0%(45/125) | 35.7%(45/126) | 51.7%(62/120) | 58.3%(42/72) | 78.3%(18/23) |
| 2023〜2025年 | 18.3%(42/229) | 25.7%(58/226) | 36.8%(82/223) | 32.3%(74/229) | 46.4%(83/179) | 65.8%(50/76) |
読めること: Aグループは、どの期間も通過率が最も低く(18〜25%)、Fグループは最も高くなっています(Fグループは公演によって無いので、組数が少ない期間があります)。2023〜2025年は、DがCより低いなど、順に上がらない箇所もあります。
前年の実績で分けると
通過率を、前年に準々決勝以上へ進んだ組と、それ以外の組に分けました(2016〜2025年・3回戦の2,868組)。
| グループ | 前年に準々決勝以上: 通過/組数 | それ以外: 通過/組数 |
|---|---|---|
| A | 69/108組(63.9%) | 69/522組(13.2%) |
| B | 84/112組(75.0%) | 121/514組(23.5%) |
| C | 117/151組(77.5%) | 108/475組(22.7%) |
| D | 174/231組(75.3%) | 77/354組(21.8%) |
| E | 112/138組(81.2%) | 40/161組(24.8%) |
| F | 54/61組(88.5%) | 16/41組(39.0%) |
| 合計 | 610/801組(76.2%) | 431/2,067組(20.9%) |
読めること:
- 前年に準々決勝以上へ進んだ組は、どのグループでも通過率が高く(64〜89%)、それ以外の組(13〜39%)との差が大きくなっています。後ろのグループほど通過率が高いのは、この「前年の実績がある組」が後ろのグループに多く入っていることが、大きな部分を占めていると読めます
- 一方で、実績で分けても、Aグループは両方の層で最も低く(64%と13%)、Fグループは最も高く(89%と39%)なっています。BからEのあいだは、層ごとにはほぼ横ばいです。実績以外の要因(グループの割り当てや出番の位置)があるのかは、データからは分かりません
準々決勝のグループ別も、同じ向き
準々決勝にも、3回戦と同じ形のグループがあります(AからFまで、年によってGとH)。2016〜2025年(2020年を除く)の準々決勝の通過率です。
| グループ | 通過/組数 | 通過率 |
|---|---|---|
| A | 20/207組 | 9.7% |
| B | 50/209組 | 23.9% |
| C | 41/203組 | 20.2% |
| D | 52/181組 | 28.7% |
| E | 49/137組 | 35.8% |
| F | 38/81組 | 46.9% |
| G | 5/16組 | 31.2% |
| H | 1/7組 | 14.3% |
Aグループが最も低く(9.7%)、Fグループが最も高い(46.9%)のは3回戦と同じです。G・Hは組数が少なく、率は参考です。準々決勝については、前年の実績での切り分けはしていません。
グループとは
公式サイトの日程・結果のデータにある「グループ」は、3回戦の公演の案内に書かれた集合時間のグループです。たとえば2025年11月4日(東京)は、「Aグループ 前半3組「12:30」、後半3組「12:40」、Bグループ 前半3組「12:50」、後半3組「13:00」…Fグループ 前半3組「14:30」、後半2組「14:40」」のように、AからFの順に集合時間が遅くなります。2015年から2026年の3回戦83公演のすべてで、案内文がこの形で、出場者欄の並びもAからFの順でした。
公式の文面には「出番順」とは書かれていないため、この記事では「集合時間のグループ」として数えました。AからFの順に出番が進むと読めますが、公式がそう書いているわけではありません【読み】。どの組がどのグループになるかの決め方は、公式のデータにありません。
今年(2026年)は
2026年の東京の3回戦は11月2日〜4日(KANDA SQUARE HALL・6公演・226組)で、結果は11月上旬に発表される見込みです(2026年11月1日の時点で未発表。日程と会場・出場者一覧)。大阪の3公演(122組中34組が通過)は東京と大阪のどちらが通りやすい?にあります。
この記事の数字は、過去の集計です。今年の組の通過を予想するものではありません。各回戦の通過率はM-1 各回戦の通過率、所属ごとの勝ち上がりはM-1の勝ち上がりを所属で見ると、準々決勝進出者の発表は準々決勝進出者は何組?にあります。
数え方と、わからないこと
- 数えたのは、3回戦の公演の出場者欄にある組のグループ(A〜F)と結果です。2016〜2019年・2021〜2025年の9大会(2015年は前年の記録がなく、2020年は3回戦がなかったため除きました)。組名・個人名は載せていません
- 「前年に準々決勝以上へ進んだ組」は、当サイトが決めた切り口です。公式のシード(免除)の基準ではありません。M-1にはシードの仕組みがあります(ルールはM-1のルールまとめ)が、どの組がどのグループかは、公式のデータにありません
- 出番の位置が有利・不利かは分かりません。後ろのグループほど通過率が高いことは事実ですが、その理由(実績のある組が後ろに入っていること、出番の位置の効果など)は、このデータでは切り分けられません
- 組数は欠席の組を含みます。2025年は、東京と大阪の9公演の合計が379組、通過が134組で、各回戦の通過率と一致しています
よくある質問
Q. M-1の3回戦は、出番が後ろの方が通りやすい? A. 2016〜2025年の9大会では、通過率がAグループ21.9%、Bグループ32.7%、Cグループ35.9%、Dグループ42.9%、Eグループ50.8%、Fグループ68.6%と、後ろほど高くなっていました。ただし、後ろのグループほど、前年に準々決勝以上へ進んだ組が多く入っています。
Q. なぜ後ろの方が通過率が高い? A. 前年に準々決勝以上へ進んだ組の割合が、Aグループ17%からFグループ60%まで上がっていて、その組の通過率は76%と高いことが、大きな部分を占めていると読めます。出番の位置そのものの効果があるかは、データからは分かりません。
Q. 前年に準々決勝以上に進むと、3回戦は通りやすい? A. 2016〜2025年の3回戦では、前年に準々決勝以上へ進んだ組の通過率が76.2%(801組中610組)、それ以外が20.9%(2,067組中431組)でした。
Q. Aグループとは? A. 公演の案内にある集合時間のグループで、Aグループが最も早く集合します(2025年11月4日の東京は12:30)。
Q. この記事は公式の情報ですか? A. いいえ。M-1グランプリ事務局・出演者とは関係のない、いち視聴者が公式サイトの公開データを数えたものです。最新の情報は公式サイトを優先してください。
更新履歴
- 2026-11-01 関連する予想に「1回戦の出番グループ別の通過率」の記事を追加(本文の数字は変えていない)
- 2026-11-01 準々決勝のグループ別の通過率の節を追加
- 2026-11-01 公開。M-1グランプリ公式サイトの日程・結果の3回戦の全公演(2016〜2019・2021〜2025年の9大会・2,868組)から、グループ(A〜F)ごとの通過率と、前年に準々決勝以上へ進んだ組の割合・通過率を数えた。年ごとの合計は各回戦の通過率の記事と一致することを確かめた
同じ大会の予想
出典
- M-1グランプリ公式サイト 日程・結果(各公演の出場者・グループ・結果のデータ。例:2025年3回戦 東京11月4日)(閲覧日: 2026-11-01)
- 同(2025年3回戦 大阪10月27日。公演の案内に『Aグループ 前半5組「16:30」…』と集合時間のグループが書かれている)(閲覧日: 2026-11-01)
- 同(2024年3回戦 東京11月8日)(閲覧日: 2026-11-01)
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